おはようございます。
10月22日(木)の日本株は、米国の半導体株やハイテク株の上昇を受け、買いが先行する展開が期待されています。
前日の日本市場では、日経平均株価が545円82銭高となり、3営業日ぶりに反発しました。米国市場でもNASDAQや半導体株が上昇し、AI関連株への買い戻しが見られています。
ただし、昨日の日経平均は一時1,300円を超える上昇となった後、上げ幅を縮めて取引を終えました。
つまり、買い戻しは入っているものの、上昇がそのまま続くと決まったわけではありません。
今日の相場で大切なのは、株価が上がるかどうかを予想することだけではなく、実際にどの銘柄へ資金が流れ、買いが続いているのかを見極めることです。
今回は、米国市場から前日の日本株、そして今日注目したいテーマと売買判断のポイントまで、順番に整理していきます。
1.米国市場で半導体株が反発!何が起きた?
昨夜の米国市場では、主要株価指数がそろって上昇しました。
| 指数 | 10月21日の終値・騰落率 |
|---|---|
| NYダウ | 52,856.09(約+0.69%) |
| NASDAQ総合 | 26,702.86(約+1.05%) |
| S&P500 | 7,757.17(約+0.58%) |
| SOX半導体指数 | 11,505.56(+1.97%) |
※米国市場の終値。SOXの騰落率は市場データ掲載値を参照しています。https://www.teitenkansoku.online/2026/10/22/
特に注目したいのは、SOX半導体指数が主要指数を上回る上昇となったことです。
半導体株は、AI関連企業の設備投資や資金調達への懸念から売られていましたが、昨夜は買い戻しが入りました。
AIサーバー関連企業の好決算なども、ハイテク株への投資意欲を支える材料となりました。https://www.reuters.com/world/china/global-markets-global-markets-2026-10-21/
ただし、株価が1日反発しただけで、下落基調が完全に終わったと判断するのは早いでしょう。
今回の反発が継続的な買いにつながるのか、それとも短期的な買い戻しにとどまるのか。今日の日本市場で確認したいポイントです。
2.日経先物は上昇。寄り付き後の動きが重要に
今朝確認できた日経225先物の掲載値は65,050円で、前日比280円高でした。
ドル円は158円台前半の水準が確認されています。
米国株高と先物の上昇は、日本市場にとって追い風となる材料です。
しかし、先物が上昇しているからといって、寄り付き後も買いが続くとは限りません。
寄り付き直後に上昇した後、利益確定の売りが出る可能性もあります。
そこで、今日の相場では次の3点を確認したいところです。
- 寄り付き後も高値を切り上げられるか
- 上昇時に出来高が増えているか
- 半導体株だけでなく、ほかのテーマにも買いが広がるか
特に、寄り付きから大きく上昇した銘柄は、焦って飛びつかず、その後の値動きを見て判断することが重要です。
3.前日の日本市場を振り返る
10月21日の日経平均株価は、前日比545円82銭高の64,621円24銭で終了しました。
TOPIXも34.52ポイント高となり、幅広い銘柄に買い戻しが入りました。
東証プライム市場では、値上がり銘柄が982、値下がり銘柄が521でした。https://s.kabutan.jp/news/n202610211143/
前日の相場を振り返ると、朝方は先物主導で上昇し、日経平均は一時65,000円台を回復しました。
しかし、上昇が進むにつれて戻り売りが出て、最終的には上げ幅を縮めています。
ここで重要なのは、前日の反発を単純に「相場が回復した」と決めつけないことです。
大きく下落した後には、売られすぎた銘柄を買い戻す動きが出ることがあります。一方で、上昇したところで利益を確定する売りも出やすくなります。
今日も上昇が続くのか、それとも再び売りに押されるのか。実際の値動きで確認していきたいところです。
4.今日の注目テーマはこの3つ
今日の監視テーマは、米国市場の動きを踏まえて、AI・半導体を最優先に考えます。
AI・半導体関連
注目銘柄は、アドバンテスト、東京エレクトロン、SCREEN、KOKUSAI ELECTRIC、TOWA、ローツェ、ソシオネクスト、JX金属などです。
昨夜のSOX上昇が日本の主力銘柄にも広がるかを確認します。
ただし、同じ半導体関連でも、銘柄ごとに値動きは異なります。
寄り付き後の上昇率だけで比較するのではなく、出来高や5分足の形を確認し、買いが継続している銘柄を探します。
電線・通信・データセンター関連
注目銘柄は、フジクラ、古河電工、住友電工、SWCCです。
AIの普及には半導体だけでなく、データセンターの通信設備や電力インフラも必要です。
半導体株が反発する日に電線関連にも買いが広がるのか。それとも一部の銘柄に資金が集中するのか。
テーマ内での強弱を比較することで、資金の向かう先を探ります。
電力・空調・設備関連
日立、三菱電機、富士電機、ダイキン、ダイダンなども引き続き監視します。
相場の主役は、毎日同じとは限りません。
半導体株の上昇が続かない場合にも備えて、比較的底堅い銘柄がないかを確認します。
ただし、将来性のあるテーマだからという理由だけで買うのではなく、当日の値動きと出来高を重視します。
5.短期売買で見るべきなのは、株価の高さより勢い
相場が反発すると、出遅れたくないという気持ちから、上昇中の銘柄を急いで買いたくなることがあります。
しかし、短期売買では、株価が上がっているという事実だけでは十分ではありません。
いつもの5分足を使った判断では、26MA、出来高、RSI・RCI(9)を組み合わせて確認します。
買いを検討する条件
- 5分足で26MAを上抜ける
- 26MAの上で株価を維持する
- 上昇時に出来高が増える
- RSI・RCI(9)が反発方向を示す
見送りたい条件
- 寄り付き直後に上昇しても、すぐに失速する
- 26MAの下で戻り売りに押される
- 出来高が伴わず、上昇の勢いが弱い
- RSI・RCI(9)の方向がそろわない
空売りを検討する場合も、単に株価が下落したという理由だけで判断せず、戻りが止まるか、売りが再び優勢になっているかを確認します。
大切なのは、相場の予想に合わせて無理に取引することではありません。条件がそろった銘柄だけを検討することです。
6.今日の相場で注意したいこと
米国市場の反発は、日本株にとって明るい材料です。
しかし、株価は海外市場の動きだけで決まるわけではありません。日本市場での需給や利益確定売り、個別企業の材料によっても動きます。
今日の相場では、次の3点を意識したいところです。
① 半導体株の反発が続くか
アドバンテストや東京エレクトロンなどの主力銘柄を確認します。
② 上昇がほかのテーマにも広がるか
電線・通信・電力設備などの値動きと比較します。
③ 上昇後も買いが続いているか
寄り付きの勢いだけではなく、出来高や5分足26MAを確認します。
この3点を見ながら、相対的に強い銘柄を探していきます。
まとめ:反発相場こそ、資金の流れを冷静に見る
10月22日(木)の日本株は、米国のNASDAQとSOX半導体指数の上昇、日経先物の上昇を受け、買いが先行する展開が期待されています。
一方で、前日の日本市場では日経平均が一時大きく上昇した後、戻り売りによって上げ幅を縮めました。
そのため、今日も上昇するという前提で売買するのではなく、実際に買いが続くかを確認することが重要です。
今日の注目点をまとめると、次の3つです。
- 米国の半導体株反発が日本の主力銘柄に広がるか。
- 電線・通信・設備関連にも資金が向かうか。
- 5分足26MA、出来高、RSI・RCI(9)で売買条件がそろうか。
相場が大きく動く日ほど、焦って取引する必要はありません。
資金の流れを確認し、強いテーマを探し、チャートで条件がそろった銘柄だけを検討する。
予想よりも実際の値動きを優先し、根拠が見つからないときは見送ることも大切です。
今日も冷静に、日本市場の動きを確認していきましょう。
読んでくれた方に幸あれ
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