今朝の日本株、強いのか弱いのか?
週明けの日本株。
朝から市場を見ると、少し判断が難しいスタートになっています。
前週末の米国市場では、
- NYダウ:+517.80ドル
- S&P500:+33.21ポイント
- NASDAQ:+113.29ポイント
と、主要3指数がそろって反発しました。
一見すると、
「アメリカ株が上がったなら、今日の日本株も強そう」
と考えたくなります。
ところが、今朝の日本市場はそう単純ではありません。
24日の日経平均は、寄り付きで前週末比37円安の65,978円95銭。
その後はプラスに転じる場面もあり、方向感の定まらない動きになっています。AI・半導体関連もまちまちで、アドバンテストやソフトバンクグループが軟調な一方、東京エレクトロンはしっかりしています。
つまり今日の相場は、
「米国株が上がったから日本株も上がる」
ではなく、
「米国株高を受けて、日本市場ではどこに買いが入るのか?」
を見る日になっています。
まず、昨夜の相場から答え合わせ
昨日の夜の段階で、今回注目していたのは、
米国株の反発
そして、
SOXの動き
でした。
前週末の米国市場では、主要3指数が反発。
NYダウは53,277.01ドル、S&P500は7,674.37、NASDAQは26,180.46で取引を終えています。
ただし、ここで重要なのが、
「株価が戻った=市場が完全に安心した」
とは言えないことです。
米国市場では週間ベースでは主要3指数がマイナスとなっており、米国債利回りや中東情勢への警戒感も残っています。
だから今朝の日本市場では、
米国株の反発を素直に受け入れるのか。
それとも、
まだ警戒しているのか。
この反応を見る必要があります。
SOXはどうだった?
ここは今日の相場を見るうえで外せません。
8月21日のSOX指数は、
11,740.37
前日比
-59.65
-0.51%
でした。
つまり、
NYダウ
↑
NASDAQ
↑
S&P500
↑
なのに、
SOX
↓
という形です。
ここが今日の日本株を見るうえで非常に重要です。
米国株全体は反発している。
でも、半導体株は少し弱い。
そのため今日は、
「米国株高が日本株に伝わるか」
だけではなく、
「SOXの弱さが日本の半導体株にどこまで影響するか」
を見る必要があります。
今日の最重要ポイントは「半導体の下げ方」
今日の相場で、僕が一番確認したいのはここです。
半導体株が下がるかどうかだけではありません。
下がった後にどうなるか。
ここを見ます。
例えば、
パターン①
寄り付きから下落
↓
出来高増加
↓
そのまま安値圏
なら、
売りがかなり強い
可能性があります。
一方で、
パターン②
寄り付きは下落
↓
売りが一巡
↓
買い戻される
↓
出来高も増える
なら、
「下がったところを買いたい人がいる」
と考えることができます。
今朝の東京市場でもAI・半導体関連はまちまちです。
アドバンテストが軟調な一方、東京エレクトロンはしっかりしています。
この銘柄ごとの強弱も、今日はかなり重要です。
「半導体全部」ではなく、どこが強いのかを見る
ここからが、今回ずっと続けている
「市場のお金の流れを見る」
という考え方です。
半導体という一つのテーマだけを見ても、
- 半導体メーカー
- 製造装置
- 検査装置
- 素材
- 部材
など、いろいろな企業があります。
例えば、
アドバンテストが弱い
のに、
東京エレクトロンが強い。
さらに、
素材関連にも買いが入る。
となれば、
「半導体全体が売られている」
とは言い切れません。
逆に、
半導体主力
↓
製造装置
↓
素材・部材
まで一斉に弱くなるなら、
半導体テーマ全体から資金が抜けている可能性
を考えます。
だから今日は、
「半導体が上がったか?」
ではなく、
「半導体の中で、どこに資金が残っているか?」
を見る一日にしたいと思います。
🤖 AI関連は「米国株高」がどう伝わる?
次に見るのがAI関連です。
監視しているのは、
- ソフトバンクグループ
- NEC
- 富士通
- さくらインターネット
など。
前週までの日本株ではAI・半導体が市場を大きく動かす場面がありました。
だから今日、
NASDAQが上昇
したことがAI関連にどう影響するのかは重要です。
ただし、
NASDAQ高=日本のAI株高
と決めつけません。
実際、今朝はソフトバンクグループが小安い一方、東京エレクトロンはしっかりするなど、すでに銘柄ごとの差が出ています。
ここを見ることで、
「AI全体が買われているのか」
それとも、
「一部の半導体株だけに買いが入っているのか」
が少し見えてきます。
🖥️ データセンター・通信は「次の資金」を探す場所
その次に確認したいのが、
データセンター・通信
です。
監視しているのは、
- フジクラ
- 古河電気工業
など。
これまでの流れでは、
AI
↓
半導体
↓
データセンター
↓
通信・電線・インフラ
というつながりを見てきました。
ただし、この順番で必ず資金が動くわけではありません。
むしろ、
AI・半導体が少し弱いのに、データセンター関連が強い
という状況が出てきたら面白い。
なぜなら、
「資金が次のテーマへ移っている」
可能性があるからです。
だから今日も、
上昇率だけではなく、関連銘柄全体の強弱
を比較していきます。
⚡ 電力・空調は「まだ動いていない」ことも情報
そして最後が、
電力・空調
です。
監視しているのは、
- 日立製作所
- 三菱電機
- ダイキン工業
など。
AIやデータセンターが拡大すれば、電力や冷却設備の需要も重要になります。
でも、
「将来必要になる」
ことと、
「今日株価が上がる」
ことは別です。
ここは初心者の方にも覚えておいてほしいところです。
だから今は、
株価が上がるかどうかだけではなく、出来高に変化があるか
を見ていきます。
ずっと静かだったテーマに突然出来高が入ってくれば、
「市場の関心が変わり始めたのかな?」
と考えることができます。
今日の相場は「指数」だけでは見えにくい
今朝の日経平均は寄り付きで小幅安。
その後、プラスに転じる場面もありました。
この動きを見て、
「結局、今日は上なの?下なの?」
と思うかもしれません。
でも、ここで指数だけを追いかける必要はありません。
今日見るべきなのは、
日経平均
だけではなく、
TOPIX
そして、
AI
半導体
データセンター・通信
素材
電力・空調
の強弱です。
実際、今日の市場については、TOPIX型が優位になる可能性を指摘する見方も出ています。
これは、
「日経平均がどう動いたか」
だけではなく、
「市場全体ではどこに買いが入っているのか」
を見る必要があるということです。
そして今週は「大きなイベント」が待っている
今日からの相場を考えるうえで、もう一つ意識しておきたいことがあります。
今週は、
NVIDIAの決算
そして、
ジャクソンホール会議
が予定されています。
NVIDIAの決算は26日、ジャクソンホール会議は27~29日に予定されています。
つまり今週は、
AI・半導体
をめぐる市場の見方が変わる可能性があります。
だからこそ、
「今日上がったから買い」
「今日下がったから売り」
と短絡的に判断するのではなく、
重要イベントを前に資金がどこへ逃げ、どこに残っているのか
を見ておきたいところです。
今日の「監視フォルダ」はこう使う
今日はいつもの監視フォルダを、
強い・弱い
だけではなく、
どこからどこへ資金が動いているか
を見るために使います。
🟥 半導体
SOX-0.51%を日本市場がどう受け止めるか。
↓
主力株
↓
製造装置
↓
素材・部材
まで買いが広がるか。
🤖 AI
NASDAQ高を受けて、
買いが戻るのか?
それとも、
利益確定売りが優勢なのか?
🖥️ データセンター・通信
AI・半導体が弱くても、
ここだけ強い銘柄が出てくるか?
🟨 素材
半導体の買いが、
周辺の素材・部材まで広がるか?
⚡ 電力・空調
まだ目立たなくても、
出来高に変化が出るか?
デイトレードでは「朝の予想」を捨てることも大事
ここは今日の記事で一番伝えたいところです。
朝、
「米国株が上がったから今日は強そう」
と思う。
これは普通です。
でも、
実際の日本市場が弱かったらどうするか。
そこで、
「でも上がるはず」
と考え続けてしまうと危険です。
逆も同じです。
朝は弱くても、
売りが一巡して買い戻された
なら、
そこから市場の見方を変える必要があります。
つまり、
朝の予想は答えではない。
市場が出してくる答えを確認するための仮説。
こう考えておくと、デイトレードでも相場を冷静に見やすくなります。
今日の朝、僕が一番確認したいこと
今日一番見たいのは、
「米国株高なのに、日本株がなぜ強くなれないのか?」
ではありません。
もっと細かく、
「米国株高を受けて、日本市場のどこに買いが入っているのか?」
です。
半導体なのか。
AIなのか。
データセンターなのか。
素材なのか。
それとも、これまであまり見ていなかった別のテーマなのか。
ここを探します。
そして、
株価
+
出来高
+
テーマ全体の強弱
を合わせて見ていきます。
今日の朝のチェックポイント
最後に、今日見るところを5つに絞ります。
① SOXの弱さを日本半導体がどう受け止めるか
SOXは8月21日に0.51%下落。
日本の半導体株がそれをどこまで織り込むのか。
② AIに買いが戻るか
NASDAQは反発。
日本のAI関連にも買いが広がるのか。
③ 半導体の中で強い銘柄を探す
アドバンテストと東京エレクトロンのように、すでに強弱が分かれています。
「半導体」という一括りではなく、個別の強さを見る。
④ データセンター・通信へ資金が広がるか
AI・半導体の次に、
フジクラ・古河電工など
へ資金が移るのか。
⑤ 出来高に変化が出るテーマを探す
今まで静かだったテーマに、
突然出来高が入る。
これが今日の大きなヒントになるかもしれません。
🌅 今日の相場をどう見るか
今日の日本株は、
米国株高
という追い風がある一方、
SOXの下落
という半導体への逆風もあります。
さらに今週は、
NVIDIA決算
や
ジャクソンホール会議
も控えています。
だから今日は、
「上がるか、下がるか」
だけを予想する日ではありません。
むしろ、
どこに買いが残っているのか。
どこから売りが出ているのか。
そして、その資金が次にどこへ向かうのか。
ここを確認する日です。
今日も「市場のお金」を追いかける
株を始めたばかりの頃は、
「今日上がる株はどれ?」
と考えてしまいます。
でも、毎日の相場を見ていると、
それだけでは市場の動きについていけない場面があります。
昨日強かった株が、今日は弱くなる。
昨日まで目立たなかった株に、突然出来高が入る。
AIが売られているのに、データセンター関連が強い。
半導体が弱いのに、素材株に買いが入る。
こうした変化を追っていくことで、
少しずつ、
「市場のお金がどこへ動いているのか」
が見えてきます。
今日も、
米国株 → SOX → 日本株 → AI → 半導体 → データセンター → 素材 → 電力
という流れを一つずつ確認しながら、
「今日の市場で本当に強いのはどこなのか?」
を探していきたいと思います。
そして今日の値動きは、夜にもう一度振り返ります。
朝に立てた仮説と、実際の相場はどうだったのか。
そこまで確認して、今日の相場を一つの答えにしていきます。
読んでくれた方に幸あれ
👉 夜に答え合わせをしていきます🌙



