昨日まで弱かった米国市場に、少し変化が出てきた
今日の日本株を見る前に、まず昨夜のアメリカ市場を確認しておきます。
9月2日の米国市場では、これまで下落していた主要株価指数がそろって反発しました。
- NYダウ:+0.56%
- S&P500:+0.46%
- NASDAQ:+0.45%
NASDAQは26,217.83で取引を終えています。
そして、今日の相場を見るうえでもう一つ重要なのが、半導体株の動きです。
昨夜はNVIDIAが3.2%高、Micronが2.4%高となるなど、半導体関連にも買いが戻りました。
つまり昨日までの、
「米国株が弱い」
という流れから、
「米国株がいったん買い戻された」
という変化が出ています。
日本株にとっては、まず悪くないスタート材料です。
実際、今朝の日経225先物は大阪比+130円、TOPIX先物は+17ポイント、シカゴ日経平均先物も大阪比+385円となっています。
では、今日の日本市場はこの流れをそのまま引き継げるのでしょうか。
ここからが今日の相場チェックです。
今日のテーマは「反発するか」ではなく「反発が続くか」
ここ最近の相場を見ていると、
上がる
↓
下がる
↓
また上がる
というように、かなり値動きが大きくなっています。
こういう相場では、
「今日は上がりそう」
と朝の段階で決めつけるより、
「上がったあと、買いが続くのか?」
を見る方が重要です。
例えば、
朝はGU。
↓
寄り付き直後に上昇。
↓
その後、売られる。
となれば、朝の買いが続かなかったことになります。
一方、
GU。
↓
少し押す。
↓
そこで買いが入る。
↓
再び高値を目指す。
となれば、買いの力が残っている可能性があります。
だから今日は、
「寄り付きの数字」より「寄り付き後の反応」
を確認していきます。
今日まず見るのは、やっぱり半導体
今回の相場チェックで最初に確認したいのは、いつもの半導体です。
昨夜の米国市場では、半導体株が反発しました。
これは日本市場を見るうえでかなり重要です。
なぜなら、日本株ではAI・半導体関連の影響が非常に大きいからです。
今日も、
- 東京エレクトロン
- アドバンテスト
- SCREEN
- KOKUSAI ELECTRIC
- TOWA
- ローツェ
- フェローテック
- ソシオネクスト
などを確認していきます。
ただし、今日見るのは、
「半導体株が上がるか?」
だけではありません。
もっと重要なのは、
「半導体全体に買いが広がるか?」
です。
例えば、
アドバンテストだけ上昇。
↓
他の半導体株は弱い。
となれば、一部の主力株に買いが集中しているだけかもしれません。
反対に、
アドバンテスト
↓
東京エレクトロン
↓
SCREEN
↓
KOKUSAI ELECTRIC
↓
TOWA
と複数の銘柄に買いが広がれば、
「半導体テーマそのものに買いが戻っている」
と考えやすくなります。
今日はこの違いを見ます。
SOXが反発したことをどう考える?
昨夜の米国市場では、SOX指数も反発しました。
ここは今日の日本株を見るうえで重要なポイントです。
これまで、
SOXが弱い
↓
日本の半導体も弱い
という流れが意識される場面がありました。
ところが今回は、
米国株反発
+
半導体株反発
という形になっています。
これは日本の半導体株にとっては追い風になりやすい材料です。
ただし、
SOXが上がったから日本の半導体も必ず上がる
とは限りません。
日本市場では為替や先物、国内投資家の売買、前日の値動きなども影響します。
だから今日の朝は、
「SOXが上がった」
をスタート地点として、
「実際に日本の半導体がどう反応するのか」
を確認します。
🤖 AI関連|米国株反発で資金は戻ってくる?
次に見るのがAI関連です。
いつもの監視銘柄では、
- ソフトバンクグループ
- NEC
- 富士通
- さくらインターネット
など。
昨夜は米国の大型ハイテク株が反発したため、日本のAI関連にも買いが入りやすい環境です。
ただし、AI関連についても、
「上がったから強い」
だけでは判断しません。
今日確認したいのは、
「買いが続くのか」
です。
特に朝の上昇後に、
売られる
↓
下げ止まる
↓
買い戻される
という動きが出るか。
ここに注目します。
🖥️ 次に見るのはデータセンター・通信
AI・半導体が動いたら、その次に確認したいのがデータセンター・通信です。
監視しているのは、
- フジクラ
- 古河電気工業
など。
これまでの記事でも何度も書いてきましたが、
AI
↓
半導体
↓
データセンター
↓
通信・光関連
という流れで市場を見ることができます。
もちろん、実際の株価はこの順番通りに動くわけではありません。
だからこそ、
「AIが上がったからフジクラも上がるはず」
とは考えません。
実際にフジクラや古河電気工業に買いが入っているのか。
出来高は増えているのか。
半導体より強いのか、弱いのか。
こうした比較をします。
⚡ 電力・空調は「まだ動いていない」ことも重要
そして、もう一つ監視しておきたいのが電力・空調です。
- 日立製作所
- 三菱電機
- ダイキン工業
など。
AIが成長すればデータセンターが必要になります。
データセンターが増えれば、
電力
と
冷却
も必要になります。
そのため長い目で見ればAI関連の周辺テーマとして見ることができます。
ただし、
将来必要になるテーマ
と
今日株価が買われるテーマ
は別です。
だから今は、
「上がるかどうか」
よりも、
「出来高に変化が出ているか」
を確認します。
今日の「資金の流れ」はこうやって見る
今日の朝は、いつものようにテーマを一つずつ確認するだけではなく、テーマ同士を比較します。
イメージとしては、
半導体
SOX反発を受けて買いが戻るか。
↓
AI
半導体と一緒に買われるか。
↓
データセンター・通信
AI・半導体から資金が広がるか。
↓
素材・部材
半導体関連の周辺企業まで買いが届くか。
↓
電力・空調
さらにその先へ資金が動き始めるか。
という見方です。
これは、
「この順番で上がる」
という予想ではありません。
「どこまで買いが広がっているのかを確認する順番」
です。
ここを間違えないようにしたいところです。
今日の相場で注意したい「米国株高の裏側」
今日は米国株が反発しているので、一見するとかなり安心できそうです。
しかし、まだ注意しておきたい材料があります。
米国では長期金利が高い水準にあり、原油価格も上昇しています。
さらに米国・イラン情勢も続いており、市場には警戒材料が残っています。
つまり、
米国株反発=リスクが完全になくなった
というわけではありません。
むしろ今の相場は、
株価は戻る
一方で、
金利・原油・地政学リスクには注意
という状態です。
だから今日は、
「上がったから安心」
ではなく、
「上がった状態を維持できるのか」
を見ていきます。
デイトレードでは「強い銘柄」より「強さが続く銘柄」
今日のような相場では、朝から大きく上がっている銘柄を見つけると、
「これが今日の主役かもしれない」
と思ってしまいます。
でも、そこで飛びつく必要はありません。
大切なのは、
その強さが続いているか。
です。
例えば、
9時00分
+5%
↓
9時10分
+2%
↓
9時30分
+0.5%
となれば、朝の勢いが弱くなっています。
一方、
9時00分
+3%
↓
9時15分
+2%
↓
9時30分
+3%
と高い水準を維持しているなら、買いの力が残っている可能性があります。
もちろん、これだけで売買判断をするわけではありません。
ただ、
株価
+
出来高
+
時間経過
を見ることで、その銘柄の本当の強さが少し見えやすくなります。
今日の監視フォルダ
今日もいつもの2つの視点で確認します。
🟥 資金の流れフォルダ
半導体
SOX反発が日本市場に伝わるか。
AI
米国株反発を受けて買いが戻るか。
データセンター・通信
AI・半導体から資金が広がるか。
非鉄・素材
半導体関連の周辺まで買いが届くか。
電力・空調
出来高に変化が出始めるか。
🟦 デイトレ用フォルダ
こちらでは、
「今日、本当に動いている銘柄はどれか」
を探します。
テーマが強くても、
出来高が少ない。
値幅が小さい。
動きが止まっている。
という銘柄なら、無理に触る必要はありません。
反対に、テーマ全体がそれほど強くなくても、
出来高が増えて、値動きが出ている銘柄
があれば、そちらの方が今日の相場では観察しやすい場合があります。
今日の朝に確認したい3つ
今日の相場を見るうえで、特に覚えておきたいのはこの3つです。
① 米国株反発が日本株に伝わるか
昨夜は主要指数が反発しました。
日本市場でも買いが続くのかを確認します。
② 半導体に本当に資金が戻るか
SOXが反発したことで、日本の半導体株にも追い風があります。
ただし、一部銘柄だけなのか、テーマ全体なのかを見ます。
③ その次にどこへ資金が広がるか
AIなのか。
データセンターなのか。
素材なのか。
電力・空調なのか。
ここを比較していきます。
今日の朝、私が一番注目していること
今日一番見たいのは、
「米国株反発を日本市場がどう受け止めるか」
です。
昨日まで米国市場が弱かった。
↓
昨夜は反発した。
↓
半導体株も反発した。
↓
日本株の先物も上昇。
ここまでは良い流れです。
でも、ここからが本番。
日本市場が寄り付いたあと、
さらに買われるのか。
それとも、
朝の買いだけで終わるのか。
ここを確認します。
そして半導体が強ければ、
AI
↓
データセンター・通信
↓
素材・部材
へと買いが広がっているかを見る。
もし半導体だけが強く、周辺テーマが動かなければ、
「まだ資金は一部に集中している」
と考えます。
反対に、複数テーマへ買いが広がってくれば、
「市場全体のリスク許容度が戻ってきている」
可能性があります。
🌅 今日の朝のまとめ
今日の日本株は、昨夜の米国株反発を受けて、まずは買いが入りやすい環境から始まりそうです。
NYダウ、S&P500、NASDAQはいずれも反発。
さらにNVIDIAやMicronなど半導体株も上昇しました。
日本株先物もプラス圏にあり、朝の段階では昨日までより明らかに雰囲気が改善しています。
ただし、
「今日は上がりそう」
だけで終わらせるつもりはありません。
今日見たいのは、
反発した後に、本当に買いが続くのか。
ここです。
特に、
半導体
↓
AI
↓
データセンター・通信
↓
素材・部材
↓
電力・空調
という形で、どこまで資金が広がっているのかを確認します。
そして、株価だけではなく、
出来高
も一緒に見ます。
上がっている。
だけではなく、
なぜ上がっているのか。
どこから買いが入っているのか。
その買いが他のテーマにも広がっているのか。
ここまで見ていくと、単純な「上がった・下がった」では分からない市場の動きが少しずつ見えてきます。
昨日まで弱かった市場が今日反発する。
それ自体は珍しいことではありません。
大切なのは、
その反発が一日だけなのか。
それとも、
次の資金の流れにつながっていくのか。
今日も朝の予想だけで決めつけず、実際の市場の反応を確認しながら、
「今、市場のお金はどこに向かっているのか?」
を追っていきます。
読んでくれた方に幸あれ
👉 夜に答え合わせをしていきます🌙



