おはようございます。
10月13日火曜日、今日の日本株は3連休明けの取引となります。
連休中の米国市場では、NYダウが上昇する一方、NASDAQは下落しました。特に気になるのが、AI・半導体関連株の弱さです。
日本株は先週、日経平均が一時7万円台に乗せたものの、その後は利益確定売りなどで上値の重い展開となりました。
そして今朝、日経平均先物には大きな下落圧力が見られています。
ただし、今日の相場を「日本株は全面安」と決めつけるのは早いかもしれません。注目したいのは、日経平均とTOPIXの動きに違いが出ていることです。
■ 米国市場は明暗が分かれる展開に
10月12日の米国市場は、主要指数で方向が分かれました。
- NYダウ:51,850.55ドル(前日比+0.38%)
- NASDAQ総合指数:27,245.90ポイント(前日比-0.44%)
- S&P500:7,807.24ポイント(前日比-0.06%)
- フィラデルフィア半導体株指数(SOX):前日比約-2.7%
NYダウが上昇した一方で、NASDAQと半導体株指数は下落しました。半導体関連株の弱さが、ハイテク株全体の重荷となっています。
背景の一つとして警戒されているのが、中国半導体メーカーの技術進展などをめぐる競争への懸念です。また、原油価格の上昇や今週発表される米国の経済指標、企業決算への警戒もあり、投資家が慎重になりやすい環境が続いています。
米国市場全体が一方向に崩れたわけではありませんが、半導体株を中心に見ると、安心して買いに向かえる状況とは言いにくいでしょう。
■ 今日の日本株、なぜ日経平均だけでは判断できないのか
今朝の市場情報では、日経平均先物が大きく下落する一方、TOPIX先物は底堅い動きを示していました。
この違いは、今日の相場を考えるうえで重要です。
日経平均は、株価水準の高い一部の銘柄の影響を受けやすい指数です。半導体関連など影響力の大きい銘柄が売られると、指数全体も大きく下がることがあります。
一方、TOPIXはより幅広い銘柄の動きを反映します。
つまり、日経平均が大幅に下落していても、すべての銘柄が同じように売られているとは限りません。
今日の取引では、次の3点を確認したいところです。
- 日経平均の下落が半導体など一部の大型株に集中しているか
- TOPIXも下落し、市場全体に売りが広がっているか
- 値上がり銘柄数が増え、個別株への買いが戻ってくるか
指数の数字だけでなく、市場の中身を見ることが大切です。
■ 朝から注目したい3つのテーマ
1.半導体・AI関連
最初に確認したいのは、アドバンテスト、東京エレクトロン、SCREEN、KOKUSAI ELECTRIC、TOWA、ローツェなどの半導体関連銘柄です。
米国のSOXが大きく下落しているため、寄り付き直後は売りが出る可能性があります。
ただし、下落した銘柄がすべてそのまま下がり続けるとは限りません。売りが一巡して反発する銘柄と、戻り売りに押される銘柄を分けて見る必要があります。
2.電線・通信・データセンター関連
フジクラ、古河電工、住友電工、SWCCなどもチェックしたい銘柄群です。
AIやデータセンターの拡大に関連する分野ですが、半導体株と常に同じ動きをするわけではありません。
半導体が弱い朝でも、これらの銘柄に買いが残るのか。それとも連動して売られるのか。相対的な強さを見極めたいところです。
3.電力設備・空調関連
日立、三菱電機、富士電機、ダイキン、ダイダンなどにも注目します。
データセンターの整備には、電力設備や冷却設備も必要になります。ただし、テーマ性だけで株価が上がるわけではありません。
実際の株価、出来高、市場全体との比較を通じて、買いが入っている銘柄を探したいところです。
■ 今日の売買で大切にしたいこと
こうした相場で避けたいのが、「大きく下がったから、そろそろ反発するだろう」という理由だけで買うことです。
急落後には反発が起きる場合もありますが、売りが続けば、さらに下落する可能性もあります。
私が確認したいのは、5分足の26MA、出来高、そしてRSI・RCI(9)の動きです。
まず、株価が5分足の26MAを回復できるか。その後も移動平均線の上を維持できるかを確認します。
さらに、反発時に出来高が増えているかも重要です。出来高を伴わない戻りでは、買いの勢いが十分でない可能性があります。
RSIやRCIは反転のタイミングを考えるための補助材料として使い、単独で売買を決めないようにしたいところです。
条件が揃わない場合は、無理に取引する必要はありません。チャンスが見つからない日は、見送ることも大切な判断です。
■ 今日の相場で確認したいポイント
今日の日本株は、連休中の米国市場の動きを一度に織り込む展開が予想されます。
特に、半導体株への売りがどこまで続くのか。そして、日経平均が弱いなかでもTOPIXや個別株に底堅さが見られるのか。この2点を丁寧に確認したいところです。
寄り付き直後の下落だけで判断せず、売りが一巡した後の値動きまで見ていきたいと思います。
今日のポイントは、指数の下落に振り回されず、実際に買いが入っている銘柄を探すこと。
焦って動くのではなく、値動きと出来高を確認し、根拠のある場面だけを狙う。連休明けだからこそ、落ち着いた判断を心がけたい一日です。
読んでくれた方に幸あれ
👉 明日の仮説を立てていきます🌅



